7月28日「世界肝炎デー」に向けて発行

2023年7月25日
ギリアド・サイエンシズ株式会社

B型肝炎患者さんのインタビュー小冊子を制作
-7月28日「世界肝炎デー」に向けて発行-

ギリアド・サイエンシズ株式会社(以下「ギリアド」、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ケネット・ブライスティング)は、7月28日の「世界肝炎デー」に合わせ、B型肝炎への正しい理解を促進するために患者さんへのインタビューをまとめた小冊子をNPO法人 東京肝臓友の会(以下「東京肝臓友の会」)の協力の下、制作しました。

B型肝炎は、ウイルス性肝炎のひとつで1、肝臓が炎症を起こすことにより、肝臓の細胞が破壊され、機能が低下する疾患です。B型肝炎は血液や体液を介して感染し、感染経路は、ウイルスを有する母親からの感染(1986年以降は母子感染防止事業により大幅に減少)、集団予防接種時などの注射針の使い回しのほか、刺青や性的接触などがあります。B型肝炎ウイルスに感染している方は日本国内に約110万人から125万人いると推定されています。2 ウイルスに感染すると、自覚症状がないまま、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんを発症する可能性があります。

今回、監修を務めた東京肝臓友の会事務局長の米澤敦子氏は「B型肝炎ウイルスに感染しても、長期間症状が出ない場合もあり、何十年も経って症状が出てから治療を始めるケースが少なくありません。また、肝臓は『沈黙の臓器』とも言われ、無症状で、感染していることに気付かないこともあります。B型肝炎はC型肝炎とは異なり、慢性肝炎から肝硬変、肝臓がんというステップを踏まずに、突然肝臓がんを発症するリスクもあるので、心当たりがある方が治療を考えるきっかけとなってくれればうれしいです」とコメントしています。

ギリアドの代表取締役社長ケネット・ブライスティングは次のように述べています。「今回、東京肝臓友の会にご協力をいただき、B型肝炎の患者さんの体験をまとめた小冊子を制作することができたことをうれしく思います。ウイルス性疾患で長年の実績を有する企業として、今回の小冊子が、感染していることに気付いていない患者さんがB型肝炎の検査を受け、適切な治療を受けるきっかけとなれば幸いです」

概要
■名称
・「放置しないで!B型肝炎」
■インタビュー数
・5名
■形式
・印刷(B6サイズ、8ページ)
・PDF(https://www.gilead.co.jp/-/media/gilead-japan/pdfs/our-purpose/partnerships-and-community/230508_b.pdf

ギリアド・サイエンシズについて
ギリアド・サイエンシズは、すべての人々にとって、より健康な世界の実現を目指し、35年以上にわたり医療の革新を追求し、飛躍的な進歩を遂げてきたバイオ医薬品企業です。当社はHIV、ウイルス性肝炎、新型コロナウイルス、がんなどの生命を脅かす疾患の予防と治療のため、革新的な医薬品の開発に取り組んでいます。米国カリフォルニア州フォスターシティに本社を置き、世界35カ国以上で事業を行っています。

1 日本肝臓学会 企画広報委員会 編: 肝臓病の理解のために 1 慢性肝炎, 肝硬変, 28, 2020: https://www.jsh.or.jp/lib/files/citizens/booklet/understanding_liver_disease.pdf(2022年5月9日閲覧)
2  第13回肝炎対策推進協議会「肝炎ウイルスキャリアと患者数の動向について」平成27年2月26日

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 B型肝炎患者さんのインタビュー小冊子を制作