教育産業や放送系システムへの用途が広がります

AIRUCA、ネットワークカメラモニタリングユニット「AiAir View」と「AiAir Mosaic」がマルチキャストを実装

AIRUCA株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:金延純男)が提供する、ネットワークカメラモニタリングユニット「AiAir View(アイエアー・ビュー)」およびプライバシー保護エッジAI「AiAir Mosaic(アイエアー・モザイク)」へ、マルチキャスト機能を実装したことをお知らせいたします。

【URL】
https://airuca.com/aiair-view/
https://airuca.com/aiair-mosaic/

・マルチキャストとは
マルチキャストはネットワークカメラの負荷を軽減し、少ないネットワーク帯域で運用可能にします。
通常、ネットワークカメラの映像を表示するクライアント端末(NVRなどのビューア)は、ユニキャスト配信にしか対応しておらず、今回のアップデートは画期的なものとなります。
ユニキャストは1対1の通信で各クライアント端末に映像データを送信します。そのため、ネットワークカメラやクライアント端末、およびネットワークの負荷が大きくなります。
その一方、マルチキャストは1対複数で通信し、一つのデータを同時に送信します。同時送信の仕組みとしては、送信側端末が常にハブにデータを送信しており、ハブ側でそのデータを複製して、クライアント端末に同時送信しています。その結果、ネットワークカメラやクライアント端末、およびネットワークの負荷を下げられるのが、マルチキャストの大きな強みです。また、ユニキャストが1端末にデータ伝送するのと同様に、マルチキャストは同じ転送速度で複数クライアントに送信することができ、それも利点となっています。

[ユニキャストイメージ図]
ユニキャストは相手先と1対1で通信を行います。ほとんどのクライアント端末(ビューア)はユニキャストにしか対応しておりません。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303133867-O1-S882n7WD

 
[マルチキャストイメージ図]
同じデータを同時に送信します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303133867-O2-7g7253j9
途中のハブでデータを複製し、クライアントから要求があった場合に、全クライアントにデータ送信を行います。カメラからハブまでは常にデータ送信が行われています。マルチキャストは主に映像配信の用途で使われています。

[AiAirシリーズのマルチキャスト設定方法]
①プロトコル欄のマルチキャストを選択します。
②URL欄のIPアドレス欄とポート番号欄にお使いの機器の「マルチキャストアドレス」と
「ポート番号」を入力します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303133867-O3-Irv8F34O

・AiAir Viewとは
パソコンやNVRがなくても簡単にモニタリングできるネットワークカメラモニタリングユニットです。
最大4Kの映像出力や、最大9分割の映像表示に対応していながら、ファンレス仕様で故障するリスクが低い、小型軽量端末です。

・AiAir Mosaicとは
ネットワークカメラの映像中の人物にモザイクを自動的に加工するエッジAI端末です。
モザイク加工により、カメラに映る人物のプライバシーを保護します。
モザイク加工だけでなく、シルエット加工や人数計測、骨格表示など多くのAI機能を有しております。

 
AIRUCA株式会社について
AIRUCA株式会社は2021年3月に設立されたベンチャー企業で、AI×ネットワークカメラをキーワードに社会に役に立つシステムやソフトウェアを開発しています。

【会社概要】
会社名:AIRUCA株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷
代表者:代表取締役CEO 金延純男
設立:2021年3月
URL:https://airuca.com
事業内容:AIソフトウェアおよびエッジAI端末の開発

【お客様からのお問い合わせ先】
AIRUCA株式会社
お問い合わせフォーム:https://airuca.com/inquiry/
e-mail:info@airuca.com

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 AIRUCA、ネットワークカメラモニタリングユニット「AiAir View」と「AiAir Mosaic」がマルチキャストを実装