昨年に続き、教室の断熱性能アップで快適な学習環境作りに貢献

2022年12月14日
株式会社 イノアックコーポレーション

日本で初めてウレタンフォームの生産を始めた高分子素材のリーディングカンパニーである株式会社 イノアックコーポレーション(代表取締役社長:野村泰、名古屋本社:愛知県名古屋市・東京本社:東京都品川区、以下イノアック)は、自社で製造するPIR(ポリイソシアヌレートフォーム)の断熱材「サーマックス」を、長野県の白馬村にある⽩⾺村⽴⽩⾺南⼩学校(所在地:⻑野県北安曇郡⽩⾺村神城7035、以下白馬南小学校)へ提供したことをお知らせします。

今回「サーマックス」を提供したのは、白馬南小学校の北校舎にある5年生の教室。昨年は同校の6年生の教室にも提供をしており、今回が白馬南小学校への2度目の提供となります。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212131109-O1-II43646w

 

断熱材「サーマックス」提供の経緯
竣工して約30年が経過した白馬南小学校の北校舎。木のぬくもりを感じられる木造建築で、天井の高さが特徴です。窓が大きく、開放的且つデザイン性に優れた建物ではありますが、断熱等性能等級が高い建築物ではありません。

長野県のような寒冷地において、木造建築が断熱性能をしっかりと発揮するには、無駄な隙間を無くすこと、つまり気密性能を上げなければいけません。特に冬季の白馬村は降雪量が多く、氷点下を下回ることも珍しくないため、村内で大量のエネルギーを消費します。当然、エアコンやストーブ、ヒーターといった暖房器具によって、二酸化炭素が空気中に排出されます。

火力や水力、原子力と様々な発電方法がありますが、国内ではまだまだ石炭/石油/天然ガス(LNG)といった「化石燃料」を使った火力発電が圧倒的に多く、その割合は約8割とされています(※1)。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202212131109-O2-KHBvUPg2

 
⽩⾺村では2020年9⽉に白馬村の事業者や村外のパートナー企業がカンファレンス、ワークショップを重ねながら白馬村の未来をつくっていくプロジェクト「GREEN WORK HAKUBA(※2)」を発⾜しました。以降、複数回の実践的なセミナー&ワークショップを実施し、これまでに延べ100⼈以上が参加してきました。

断熱材「サーマックス」提供は、「GREEN WORK HAKUBA」やSDGsの学びを通して、「再生エネルギーへ転換することは難しいが、エネルギーを節約して大事に使うことであれば、一人ひとりの心掛けで実践できる」という白馬村の未来を考えた白馬南小学校の児童たちの気づきで始まった「断熱改修プロジェクト」に、イノアックが賛同したことがきっかけでした。前述の通り、昨年は同校の6年生の教室に提供し、今回は5年生の教室へ提供いたしました。

改修作業の前には、最終仕上げを担当する職人さんから児童たちへ「断熱材によって得られる断熱効果」の説明と裁断と設置に関するワークショップを実施。また、改修作業は児童だけでなく、職人さんと保護者の皆さまも協力して担当。今回の「断熱改修プロジェクト」は無事に終了しました。

SDGsの目標にある「7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに(※3)」を達成するため、イノアックはこれからも社外の皆さまとともに、実効的なアクションに取り組んで参ります。

 
【出典】
※1:経済産業省 資源エネルギー庁「令和3年度(2021年度)エネルギー需給実績を取りまとめました(速報)」(2022年11月22日発表)
https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/total_energy/pdf/gaiyou2021fysoku.pdf

※2:「GREEN WORK HAKUBA」
https://www.vill.hakuba.nagano.jp/greenworkhakuba/

※3:日本ユニセフ協会 SDGs CLUB 「7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/7-energy/ 

 
「サーマックス」のブランドサイト
https://www.inoac.co.jp/thermax/

 
本プレスリリースに関しまして
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情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 ⻑野県⽩⾺南⼩学校「断熱改修プロジェクト」にイノアックの断熱材「サーマックス」を提供