今回発売する基板外観検査装置「VT-S10シリーズ」は、オムロン独自の「MDMC(Multi Direction Multi Color)」撮像技術で、検査対象基板の部品やはんだ形状といった特徴に合わせて、検査時の照明の照射角度や、色、光量を自動で最適制御し、設定工数を約70%削減*²します。また、オムロンが30年以上にわたり外観検査の現場で培った画像処理のノウハウと、はんだ検査に対する知見を学習させたAIを搭載することで、従来、人の感性に頼らざるを得なかった検査も自動化できるようになり、検査正解率も大幅に向上させます。
オムロンは、3つの" i "、「integrated(制御進化)」、「intelligent(知能化)」、「interactive(人と機械の新しい協調)」からなる戦略コンセプト「i-Automation!」のもと、製造業のモノづくり現場革新に取り組んでいます。豊富な制御機器をすり合わせ、はんだ検査の知見を活かしたAIを搭載するなど、「i-Automation!」を体現する「VT-S10シリーズ」を通して、安心・安全な社会に貢献します。今後も、自動検査できる範囲と項目を拡大させることで、人は単純・単調作業からより創造的な仕事に従事していただけるよう、お客様と共に、製造現場を進化させ続けます。