2021年7月19日

株式会社farmo(ファーモ)

クラウド型気象センサーでリアルタイムの遅霜対策

2005年11月1日に栃木県宇都宮市で発足したITベンチャー企業、株式会社farmoはあらゆるモノがネットにつながる「IoT」を活用し、日本の農業をサポートする画期的な製品「farmo(ファーモ)」を開発、栃木から日本全国展開中です。farmoは今年も農家さんをサポートする新しいチャレンジを進めて参ります。

【farmo気象センサー】で、さくらんぼ農家の遅霜被害対策を開始

今年4-5月、栃木県北部、東北を中心に遅霜による被害が発生し、果樹農家を中心に大きな被害が出ています。(※遅霜とは、春先、冷え込む日が続いたことで降りてしまう季節外れの霜のこと)
この影響で果樹の雌しべが枯れてしまうなど、農作物への被害がでており、過去最大の88億円に上っていることが山形県の調べで明らかになっています。(栃木県ではりんご、福島ではもも、山形ではさくらんぼなど)
 日々、農家さんと直接対話しながら製品開発を行っている(株)farmoでは、遅霜被害に苦しむ農家さんのサポートをしたいと考え、farmo気象センサーを開発し、農場に設置し、データを測定する実証実験を始めています。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202107177808-O1-23x70CiK

farmo気象センサーは、「気温・湿度・降雨量・照度・風速・風向・気圧」が計測でき、測りたい場所や目安にしたい場所に簡単に設置が出来るため、気象台から発表されるデータよりも、農家さんが知りたい、農場内の精度の高いデータを収集することができ、遅霜への対策が期待されます。
また、farmo気象センサーを設置することにより、 遠隔からでも知りたい場所の気象データを確認することができるため、労働時間、人的コストなどの課題にも対応できると考えています。今回は、大きな被害が発生した山形県のさくらんぼ農園に設置し、データの収集を行っています。農業の課題解決に取り組む(株)farmoにとって、チャレンジングな実証実験となります。
☞目標
 遅霜被害に苦しむ果樹農家を救いたい。私共(株)farmoのスタッフとともに〝ラク〟に管理できるよう、農業の省力化を目指し取り組みます。
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情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 【farmo気象センサー】で、さくらんぼ農家の遅霜被害対策を開始