大林組がブランドビジョンを策定 スローガンは、「MAKE BEYOND つくるを拓く」

2021年1月1日
株式会社 大林組

大林組がブランドビジョンを策定
スローガンは、「MAKE BEYOND つくるを拓く」
建設の枠を超え、新たな領域を拓いてゆく大林組の想いを発信
―ブランドビジョンをテーマにした新企業広告も展開 ―
佐藤健さんが“時空の旅人”として登場する新TVCMも
1月1日よりスタート
人類がものづくりのルーツ“火”に遭遇した瞬間をドラマチックに描写
新TVCM「つくるを拓く」篇 2021年1月1日(金・祝)から全国で放映開始

 
 株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪賢治)は、この度、MAKE BEYOND つくるを拓く」というブランドビジョンを策定。それにともない、2021年より展開する新企業広告のイメージキャラクターに、俳優の佐藤健さんを起用し、新TVCM「つくるを拓く」篇(30秒・60秒)を2021年1月1日(金・祝)より全国でオンエア開始いたします。  
        
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012259183-O1-ad9Da52c
大林組 ブランドビジョン「MAKE BEYOND つくるを拓く」メインビジュアル 

■ブランドビジョン

〇スローガン
MAKE BEYOND つくるを拓く

〇ステートメント
私たちは、「ものづくり」の会社です。
その「ものづくり」の技術と知見を、
今までにないやり方で、活かしてみようと思うのです。
時代の先を思い描く、構想力。
必ずかたちにしてみせる、実現力。
そして、一人ひとりに真摯に向き合う、人間力。
これまで培ってきた力を強みに、
建設の枠を超え、新しい領域を拓いてゆくこと。
それが、これからの私たちの使命。
世界は不確かで、複雑さを増しています。
でも、そんな時代だからこそ、
私たちの「ものづくり」の考えが、新しい地平を拓くきっかけになる。
人々の暮らしを豊かで持続可能なものにする土台になる。
そう信じています。
さぁ、「ものづくり」の次へ。
次の、大林組へ。

■ブランドビジョン「MAKE BEYOND つくるを拓く」の策定について
 大林グループはかねてからゼネコンの枠にとらわれない成長にむけて事業領域の深化・拡大、グローバル化をすすめています。その一方で、社外の多くの方から見た大林グループのイメージは、未だ「旧来のままの土木建築業」にとどまっており、企業の成長に欠かせないオープンイノベーションや新たな人材確保が進みにくい状況になっていることが、大きな課題として浮かび上がっていました。
そこで、こうした課題を解決し、社外からの理解と共感、未来に対しての期待を持っていただくために、大林グループが目指すべき方向性をお客様や社会に約束するブランドビジョン「MAKE BEYOND つくるを拓く」を策定いたしました。本ブランドビジョンは、大林グループのこれまでの実績やそこで培われてきたDNAを踏まえたうえで、建設の枠にとらわれることなく進んでいく、これからの大林グループの「存在意義」と、大林グループとは何者かという「自己定義」をあらためて鮮明化し、広く社外に発信するものです。
■「MAKE BEYOND つくるを拓く」に込めた想い
 世界情勢の変化や技術革新により、社会が複雑さを増すこの時代、大林グループは1892年の創業以来、培ってきた「ものづくり」の強みを活かしながら、今という時代に合わせて発展し、従来の建設の枠を超えて、新しい領域を拓いてゆく――ブランドビジョンMAKE BEYOND つくるを拓く」には、そんな大林グループの挑戦の意志が込められています。

 このブランドビジョンのもとで展開する情報発信の第1弾として、人類のものづくりのルーツとも言われている「火」をテーマにしたTVCMを制作。ものづくりの始まりから未来までの物語を、壮大なスケールの映像と共に描きながら、つくることそのものをつくり変えてゆくという、人類の普遍的な「BEYOND」の姿勢を表現しました。

■佐藤健さんの起用について
 「MAKE BEYOND つくるを拓く」に込めた想いを体現するメッセンジャーとして、多様なジャンルで圧倒的な存在感を放ち、自身の可能性を拓き続けている、俳優の佐藤健さんを起用しました。広告制作に当たって、実際に佐藤さんと打ち合わせを重ねる中で、ブランドビジョンの本質、未来に向かう当社の姿勢をお伝えし、共感いただいたことで実現した今回の企画。TVCM「つくるを拓く」篇では、親しみやすい雰囲気を持ちながらも、どこか現在とは違うところに佇んでいるかのように見える佐藤さん独特のキャラクター性を活かして、数百万年前の原始時代、地球のどこかで初めて「火」に遭遇した人類の祖先の前に、突如姿を現す「謎の人物」を演じていただきました。

■TVCMについて
 落雷によって生まれた「火」が、人類のものづくりの起源だという説があります。今回のTVCMでは、初めて「火」に遭遇した原始人と佐藤健さん演じる謎の人物のやり取りを通じて、困難や恐怖を乗り越えて「拓く」ことこそがものづくりの起点であり、人類の発展につながることを訴求していきます。一番の注目ポイントは、初めて目にする火に恐れおののく原始人に対して、佐藤さんが勇気を持って火と向き合うことを促すシーンです。燃えさかる木の枝を佐藤さんから受け取った瞬間、人類の未来に向けて大きな一歩を踏み出すこととなった原始人。その脳内に描き出された「ものづくりの未来」とは果たして……。

 つくることはいつの時代も、困難を超え、次の幸せを叶えることの連続であり、それは人類の起源から変わることのない歴史の事実です。つくることであらゆることを乗り越え、つくること自体をつくり変えていこうというメッセージを核に、ものづくりの歴史の始まりを象徴的かつ壮大なスケールで描いた新TVCMにご期待ください。

■TVCMストーリー
「つくるを拓く」篇(60秒)
 数百万年前の地球の、とある広大な大地で、雷に打たれた一本の木が燃えています。暗闇の中、恐る恐る火に近づく原始人たち。そのうちの一人が、燃え落ちていた枝を拾おうとしたものの、初めて目にする火に怯えて、すぐに手放してしまいます。わけが分からず、呻きながら立ち尽くす原始人の肩に、そっと手をかける佐藤さん。原始人が振り向くと、すでに佐藤さんは逆側に立っていて、燃えさかる木を見つめながら「人類のものづくりは、火の発見によって進化したという説がある」と話しかけます。

 得体の知れない謎の人物を前にして、思わず逃げ出そうとする原始人。その瞬間、佐藤さんが「逃げるな!」と一喝します。驚き、転倒する原始人の目の前で、まだ燃えている一本の枝を拾う佐藤さん。「取りなよ」「君が取ってくれないと歴史始まんないんだよなー」と、持っていた枝を原始人に差し出します。後ろの方に隠れて、二人のやり取りを心配そうに見つめる原始人の仲間たち。怯えながらも、ようやく覚悟を決めた原始人が、佐藤さんから枝を受け取ります。枝を掲げた原始人が立ち上がり、周囲を見渡すと、その姿に、夜空に浮かぶ月がオーバーラップ。そこから“ものづくりの未来”を想起させるさまざまな映像が流れます。

 夜明け前、枝の先で燃える火に見入る原始人。そこへ仲間たちも駆け寄ってきて、火のついた枝を掲げたまま嬉しそうに走り去っていきます。そんな彼らの様子を見守りながら、「はい、歴史始まったー」とつぶやく佐藤さん。ものづくりの歴史が始まる瞬間に立ち会い、満足そうな表情で立ち去る佐藤さんのカットに、「MAKE BEYOND つくるを拓く」「大林組」というナレーションが入ります。

■撮影エピソード
◇原始時代の地球に突然姿を現した“時空の旅人”を熱演
 撮影は、自然以外に建物が何もない原始時代を再現するロケーションとして、大きな川と海の狭間の広大な砂地で行われました。佐藤さんは、自らのアイデアも取り入れた、グレーのタートルネックにオフホワイトのロングコートという“時空の旅人”風の衣装で颯爽と登場。今回の役どころは、数百万年前の地球にどこからともなくやって来て、原始人とコミュニケーションする謎の人物です。演じるに当たって、「実在するような、しないような不思議な役だったので、その微妙な存在感を意識しました」と語っていた佐藤さん。その演技プランを基に、本番当日も監督とじっくり話し合い、撮影が始まってからも一緒にプレイバックをチェックして、お互いに意見を出し合いながら、特異なキャラクターを作り上げていました。

◇ものづくりの歴史の始まりを後押しする迫真の演技に釘付け
 その場から逃げ出そうとする原始人を、佐藤さんが「逃げるな」と一喝し、火のついた枝を手渡すまでの一連のシーン。ものづくりの歴史が今まさにここで始まるか否かの鍵を握る、本TVCMのクライマックスだけに、佐藤さんは監督やカメラマン、原始人役の方と顔を突き合わせ、お芝居のタイミングやスピード、カメラワークを細かく確認すると、ファーストカットから迫真の演技を連発し、周りのスタッフの視線を釘付けにしていました。中でも、現場が一番盛り上がったのが、「歴史始まんないんだよなぁ」とややぶっきらぼうな言い回しとともに枝を差し出しながら、鋭い眼差しを向ける場面。火に怯える原始人に対して、終始毅然とした態度を貫き、勇気を持って行動することを促す佐藤さんの演技は、燃えさかる炎に照らされた凛々しい表情と相まって、圧倒的な存在感を放っていました。
 
◇世界的なCGプロダクションが手掛けたリアルな原始人の造形
 本TVCMに登場する原始人の造形は、現場で撮影した役者の動きをベースとしながら、ゼロから描き起こすという、手間がかかりつつもクオリティが担保される制作ステップを採用。有識者による監修も受けながら、海外の世界的なCGプロダクションがCGを担当し、原始時代の空気を再現することに注力しました。表情、体型、毛並み、声色、挙動など、細部のディテールにまでこだわった、臨場感たっぷりの原始人のシーンは必見です。

■佐藤健さんインタビュー
――今回のTVCMに出演したことで、大林組のイメージに変化はありましたか?
イメージ、変わりました。元々は建設というイメージが強くあったのですが、実際は建設という領域に限らず、自分たちの技術やこれからの展望を大きな枠組みや広い視野で捉えているんだなと驚きました。TVCMもまさか、一切建物のないところでの撮影だとは思いませんでしたし、これから建設の枠を超えていきたいというメッセージは特に印象的でした。大林組さんがこれからどんなものをつくっていくのか、楽しみです。

――「MAKE BEYOND つくるを拓く」という新しいブランドビジョンの第一印象をお聞かせください。
何かをつくることで超えていこうとか、あるいはつくることを超えていこうという前向きな勢いを感じました。未来を切り拓いてくれる、わくわくさせてくれる会社だなと感じますし、このビジョンをもって、さらにそうなっていくと思います。あとはやっぱり建設という枠に収まらないビジョンだなと。非常に共感できますし、僕自身としても見習っていきたい姿勢だなと思いました。

――佐藤さん自身もお芝居や作品を“つくる”お仕事をされている中で、こんな風に「MAKE」、あるいは「BEYOND」していきたいという思いや目標がありましたらお聞かせください。
凝り固まった方法論や常識、先入観のようなものを極力持たずに、常に目の前にあることへの最善のアプローチを考える、ということを意識しています。あとは仲間内で遠慮なく意見、アイデア等を言い合える関係を築くことが大切だなとも思います。

――本TVCMのテーマにもなっている人類の歴史やものづくりについて、どのように感じましたか?
考えてみれば、いま身の回りにあるもの・ことはすべて誰かがつくったもので、つくることによって歴史は歩みを進めてきた。そのことに改めて気づかされたように思います。驚いたのは、ものづくりのはじまりが火の誕生という説があること。今回はその場に立会い、人類の歴史を動かす重要な役ができて光栄でした。

――今回の撮影で大変だったエピソードや、印象に残ったことをお聞かせください。
今よりもずっと前の時代、実在するような、しないような不思議な役だったので、その微妙な存在感を表現するよう意識しました。あとは、原始人との共演。これまで様々な役を演じてきましたが、原始人に話すというシチュエーションでお芝居をしたのは初めてのことで、印象的でしたね。すべてのはじまりに立ち戻って、広くものづくりや“つくる”ということを見つめ、超えていく。そんな作品に出演できてよかったなと思います。

■新TVCM 「つくるを拓く」篇(60秒) ストーリーボード

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202012259183-O4-2P9oyGV8

 
■TVCM概要
タイトル:大林組 新TVCM「つくるを拓く」篇(30秒・60秒)
出演:佐藤健
放映日:2021年1月1日(金・祝)
放送地域:全国

■特設サイトについて
大林組の「MAKE BEYOND つくるを拓く」特設サイトではTVCMやメイキング映像、グラフィック広告などのコンテンツをご覧いただけます。
特設サイト:https://www.obayashi.co.jp/makebeyond/

■制作スタッフ
ECD:藤田貴久
CD:奥野圭亮
CW+PL:小川祐人
PL:関遼/仲澤南
AD:瀧澤章太郎
CP:名取康文
Casting:村瀬耕平
Pr:岡島淳/藤本修平
PM:臼井明里/土橋昴之助/ラビンコタリア
Dir:井口弘一
撮影:内田将二
照明:米井章文
美術:山村一智
特殊メイク:小松義夫
ヘアメイク:古久保英人
スタイリスト:中兼英朗/大橋涼
offline editor:平澤優
online editor:坂巻亜樹夫
音楽:冨永恵介
CG:高田健
原始人監修:馬場悠男
                      

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 佐藤健さんが“時空の旅人”として登場する新TVCM「つくるを拓く」篇 2021年1月1日から全国で放映開始