2019年2月28日



NTTレゾナント株式会社



「gooウェブ検索」と「dメニュー」の検索回数から

人気美術館ランキングを発表!

~「足立美術館(島根県)」がトップに!検索した6割は女性~





 NTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:若井 昌宏、以下、NTTレゾナント)が運営する「goo+dランキング(グッドランキング)」は、「goo」のアクセスログとNTTドコモが運営する「dメニュー」の公開データを用いて、ユーザーの興味・関心を分析しています。

 今回は、「gooウェブ検索」と「dメニュー」の検索ログ(期間:2018年1月1日~2018年12月31日)から全国の美術館における検索回数を抽出し、人気美術館ランキングとして発表します。



【分析サマリー】

1. 全国の美術館で「gooウェブ検索」と「dメニュー」における検索回数が最も多かったのは、島根県安来市にある「足立美術館」。

2. 検索回数上位10カ所のうち、6カ所が東京にある美術館。

3. 検索回数上位5カ所の男女比は、全ての美術館で女性の割合が6割を超える。最も女性の割合が高かったのは80.8%で「ジブリ美術館」。



ランキングについてのコメント(ブログ「青い日記帳」主宰 中村剛士さん)

 全国の美術館で検索回数が多かった上位10カ所を見ると、検索の傾向は大きく2つのグループに分かれるようです。

 まず1つめとして、1位の「足立美術館」、4位の「ジブリ美術館」、10位の「佐川美術館」を含むグループがあります。このグループに属する美術館は、開催されている特別展ではなく美術館そのものに独自の魅力があります。島根県(足立美術館)、滋賀県(佐川美術館)と大都市圏から離れた場所にありながら検索数が多いのは、これらの美術館を含んだ国内ツアーが数多く設定されていることも要因として考えられます。特に「足立美術館」と出雲大社・鳥取砂丘、「佐川美術館」と三井寺・琵琶湖を巡るツアーなどは高い人気を誇っています。

 2つめは、2位の「国立新美術館」、3位の「上野の森美術館」など、大都市圏にある美術館を含むグループです。このグループは「東山魁夷展」「ルーヴル美術館展」(国立新美術館)や「エッシャー展」「フェルメール展」(上野の森美術館)のように、人気が高い特別展との関連検索によって上位にランク・インしています。



<プロフィール>

中村剛士(なかむらたけし)

 Takの愛称でブログ「青い日記帳」を主宰。展覧会レビューをはじめ、幅広いアート情報を毎日発信している。「goo」の「いまトピ」をはじめ、JR東日本の「びゅうたび」や「楽活」などにコラムを連載。『いちばんやさしい美術鑑賞』(筑摩書房)、『カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ』『カフェのある美術館 感動の余韻を味わう』(世界文化社)、『フェルメール会議』(双葉社)、『フェルメールへの招待』(朝日新聞出版)、『美術館の手帖』(小学館)などを執筆・編集。この他『文藝春秋』での書評をはじめとする執筆活動、テレビ・ラジオ出演、各種講演、イベント主催など、アートの伝道師として広く活躍中。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902273653-O3-VqLgjQh8

http://bluediary2.jugem.jp/



1. ランキングの概要

(1) 人気美術館ランキング(調査期間2018年1月1日~12月31日)

 全国の美術館から、「goo」と「dメニュー」での検索回数が多かった上位10カ所をランキング形式で紹介します。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902273653-O1-B3W40h7B



(2) 人気美術館ランキングTOP5の検索ユーザー男女比(調査期間2018年10月1日~12月31日)

 検索回数が多かった美術館の上位5カ所を、「gooウェブ検索」と「dメニュー」の検索ユーザー男女比で紹介します。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201902273653-O2-viOZ5x5e

 人気美術館ランキングの1位は、島根県安来市の「足立美術館」となりました。50,000坪の日本庭園と、近代日本画壇の巨匠たちが手がけた作品約1,500点を所蔵していることで有名な美術館です。フランスの旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』にも、最高評価の三つ星で掲載されており、国内外で「訪れる価値がある」と認められています。「足立美術館」を検索したユーザーの男女比は、36.5:63.5と女性から注目されていることが分かりました。「gooウェブ検索」では、 「足立美術館」と一緒に「ツアー」が多く検索されていました。旅行会社が提供する「足立美術館」をメインとしたツアーも数多く提供されています。

足立美術館についてはこちら:https://travel.goo.ne.jp/place/32000253213/



 2位は、東京都港区の「国立新美術館」となりました。日本で5番目に開館した国立美術館で、「コレクションを持たない美術館」として展覧会を中心に自由度の高い活動を展開しています。「国立新美術館」を検索したユーザーの男女比は28.2:71.8。検索した人の7割以上が女性という結果になりました。「gooウェブ検索」では、「国立新美術館」と一緒に「東山魁夷展」や「ルーヴル美術館展」などが多く検索されていました。どちらも「国立新美術館」で開催された特別展で、多くの来場者を集めています。

国立新美術館についてはこちら:https://travel.goo.ne.jp/place/13000289757/



 3位は、東京都台東区の「上野の森美術館」となりました。開館以来、現代美術や書道など幅広いジャンルの作品を展示している美術館です。毎年春に開催している現代美術の企画展「VOCA展」は、画壇への登竜門としても人気があります。「上野の森美術館」を検索したユーザーの男女比は27.7:72.3で、こちらも女性からの注目度が高くなっています。「gooウェブ検索」では、「上野の森美術館」と一緒に「エッシャー」や「フェルメール」など、画家名が多く検索されていました。どちらの画家も「上野の森美術館」で特別展が開催されており、話題を集めていました。

上野の森美術館についてはこちら:https://travel.goo.ne.jp/place/13000289329/



2. 「goo+dランキング」について(https://ranking.goo.ne.jp/good/)

 「goo+dランキング」は、「膨大なログデータから世の中を見ると、発見、驚き、笑いがみえてくる」を合言葉に、ユニークな切り口でユーザーインサイトを読み解く情報サイトです。「goo」が持っているアクセスログと「dメニュー」の公開データから、コンテンツごとのユーザーの関心を読み解き、世代や属性ごとに異なる新たなトレンドの発見を提供します。



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以上



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 「gooウェブ検索」と「dメニュー」の検索回数から人気美術館ランキングを発表!