2016年1月25日



立教大学



陸前高田市、岩手大学、立教大学が

地域創生、人材育成等の推進に関する協定を締結



陸前高田市(戸羽太市長)と岩手大学(岩渕明学長)、立教大学(吉岡知哉総長)は、1月19日(火)、地域創生・人材育成等の推進に関する相互協力及び連携協定を締結しました。



本協定に基づき、陸前高田市を交えた三者は、同市及び三陸沿岸地域全体の復興と地域創生、またその地域創生を担う人材育成の推進に寄与することを目的として協議会を立ち上げ、陸前高田市内空き校舎の教育拠点としての活用や、シンポジウムや教育プログラムの協同実施の可能性などについて検討を行っていく予定です。



立教大学は、2003年度に矢作(やはぎ)町生出(おいで)地区において正課外教育の一環として「林業体験プログラム」をスタートし、陸前高田市との交流が始まりました。東日本大震災の発生を受け、2011年4月に「東日本大震災復興支援本部」を設置。5月には、同市を重点支援地域に指定し、2012年に同市と連携・交流協定を締結しました。これまでに学生ボランティアに加え、スポーツ分野での交流プログラム、学部や留学生による復興支援プログラム等、のべ1,000名を超える学生が同市を訪問しました。そして、2015年10月に発表した中長期ビジョン「RIKKYO VISION 2024」において、3つの「バリュー(行動指針)」の一つである「Lead for Learning(自分を拓く)」のアクションプランとして「陸前高田サテライトキャンパス」の開設を掲げ、息の長い交流を支える拠点の整備を構想しました。



一方、これまで岩手県全域で復興支援活動を展開してきた岩手大学は、平成25(2013)年度に文部科学省「地(知)の拠点整備事業(COC)」、さらに平成27(2015)年度には文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に採択され、陸前高田市内に新たに「地域復興創生センター(仮称)」を開設する構想を掲げています。



今後両大学の構想実現に向けて、陸前高田市及び岩手大学と本学の三者がより緊密な相互連携を図るため、このたび協定を締結する運びとなりました。



■協定の名称:

「陸前高田市、岩手大学及び立教大学における地域創生・人材育成等の推進に関する相互協力及び連携協定」



【関連リンク】

・「RIKKYO VISION 2024」はこちら http://rikkyo-vision.jp/

・立教大学の復興支援の取り組みについて http://www.rikkyo.ac.jp/eqrelief/



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 陸前高田市、岩手大学、立教大学が地域創生、人材育成等の推進に関する協定を締結