SポイントとPontaポイントの等価交換開通「S STACIAカード」全国区へ Pontaポイントの有効活用法

STACIA(スタシア)カードというクレジットカードブランドがあります。

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阪急阪神グループと三井住友カードの提携カードです。

特に2024年1月に登場したS STACIA(エススタシア)カードは、年会費無料で、どこで使っても還元率1.0%と優秀です。

性質上どうしても関西エリアが中心となるカードですが、入会キャンペーンが1万2,000円と大きなことで、東京在住の筆者も入手を検討していました。

このたび急転直下、STACIAカードのポイントプログラムであるSポイントと、共通ポイントのPontaポイントの相互交換ルートが開通しました。

これで、名実ともに全国区です。

前回の記事に付け足す形で、Pontaポイント交換ルートから広がるS STACIAカードの可能性についてご案内します。


Pontaポイント交換ルートから広がるS STACIAカードの可能性

S STACIAカードはポイントの使いみちだけが問題だった

STACIAカードのラインナップは、カードのメリットを活かせる地域がどうしても京阪神に偏っています。

どこで使っても還元率1.0%と優秀なため、ポイントをためる方法は困りませんが、最終的な使いみちに難があります

それでも「商品交換」もあり、ポイントや商品券として使う場合でも、第一ホテルなど京阪神以外にあります。

ポイント消化についても、著しく困難ではありません。

検討していたところ、いきなりPontaポイントルートが開き、たちまち全国で便利なカードとなったわけです。

悩む理由が消滅し、早速申し込みました。

日曜でしたが1時間半で審査も通過しています。

SポイントとPontaポイント相互交換

SポイントとPontaポイントは等価で相互交換できます(どちらも、100ポイント以上100ポイント単位)。

どちらかというと、汎用性の高いPontaポイントへの移行が本線でしょう。

交換する場所は、Pontaポイント Webです。

アプリだと、「つかう」から上部のポイント数をタップします。

Webはこちらです。

将来、交換率切り下げの可能性はある

STACIAカードのラインナップは、三井住友カードが発行しています。

三井住友カードのプロパーカードのポイントプログラムはVポイントですが、こちらからPontaポイントへの交換率は1:0.8となっていて、目減りします。

すぐではなくても、SポイントからのPontaポイントも、交換率低下は起こりそうです。

最悪の場合、ルートが閉鎖されることもあります。

そうなっても、京阪神ではSポイントの使いみちは豊富にあります。

ポイント交換の終了、開通は常にあることです。

ライフスタイルに合わなくなったクレジットカードは解約すればいいのです。

Pontaポイントをためる・使う

Pontaポイントは老舗の共通ポイントです。

Pontaポイントに特化してポイ活をおこなっている人は少ないかもしれませんが、ためて困るようなことは一切ありません。

Pontaポイントの利便性を解説します。

Pontaポイントの有効期限等

Pontaポイントの有効期限は、最終利用日(加算または利用)から1年です。

定期的に使っていれば、実質無期限です。

このルールはTポイント(2024年4月22日よりVポイント)と同じです。

楽天ポイントともおおむね同じ(加算のみカウント)です。

STACIAカードのSポイントの有効期限は、加算日の翌々年3月までで、使わないと失効してしまいます。

定期的にPontaポイントに移行しておけば、無期限となります。

Sポイントで持っておくのではなく、Pontaポイントに替えれば、期限を気にしなくていいわけです。

Pontaポイントの最終利用方法

Pontaポイントは共通ポイントだけあって使いみちに困ることはありません。

代表的な使い方を挙げます。

・ Pontaポイント加盟店で使う(1ポイント=1円)

・ au PAYにチャージ

・ Android端末の場合、au PAYからさらにモバイルSuicaにチャージ(0.5%還元)

・ 商品交換

・ JALマイルに交換(1ポイント=0.5マイル ※標準的な交換率)

・ (auスマートパスプレミアム会員またはau PAYマーケットの利用が初めて)au PAYマーケットのポイント交換所で、最大1.5倍にして通販利用

「ポイント交換所」ですが、auスマートパスプレミアム会員の場合、次の場合に最大価値となります。

・ 前月にau PAYマーケットで買い物をしている

・ Pontaポイント2,000ポイントが、通販用の3,000ポイントとなる

参照:au PAY マーケット(スマホ限定)

筆者も、入手したS STACIAカードのポイントの、最終利用方法としては、この1.5倍になるポイント交換を考えます。

auスマートパスプレミアムは月額548円ですが、ずっと加入していなくても構いません

交換したいときに加入し、前月実績を作ればいいのです。


Pontaポイント交換ルート開通で京阪神のカードが全国区に

ポイントの最終使いみちだけが課題だったS STACIAカードが、Pontaポイントへの交換で一気に全国区になりました。

京阪神以外ではポイント最大4倍となる特約店は少ないですが、日常の還元率の高さでお釣りがくるでしょう。

2024年5月31日まで最大1万2,000円相当得られる入会キャンペーン実施中です。

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 SポイントとPontaポイントの等価交換開通「S STACIAカード」全国区へ Pontaポイントの有効活用法