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昨年から続いている食料品の値上げのさなか、お米の価格はそれほど高騰していません。
お米は腹持ちがよく、価格が高騰したパンや麺類と比べてもコスパが良いです。
輸入小麦が高騰している今、国内で収穫されるお米は、まさに「節約の優等生」。
チャーハンや炊き込みご飯などのシンプルなメニューでも、満足感を得られます。
食料品の値上げが続いているうちは、お米を積極的に食べることも節約効果は大きいです。
購入した食材は、残さずしっかり使い切ることも大切です。
ロスを最小限に抑えて、廃棄をほぼゼロにすれば、ムダな食費も出ません。
食品ロスや廃棄を減らすには、
「食材を買いすぎない」
「足のはやい食材は優先的に使う」
「おかずを作りすぎない」
などの工夫が必要です。
お肉やお魚は、購入後すぐに小分けで冷凍しておけば、傷むことなく長期保存できます。
買い物へ行く前に冷蔵庫の中をチェックして、余っている食材を使い切ることも重要。
冷蔵庫のリセットを行った後にスーパーへ行くことで、食品ロスだけでなく重複買いも防げます。
自分の中で「定番」が決まっていた方は、商品に対するこだわりを捨てることが節約につながります。
大手メーカー品から、スーパーやドラッグストアのPB商品へ乗り換えるだけで、実質1~2割引きです。
商品だけでなく、利用するお店そのものを変えてしまうことも一つの手。
いつも通っていた店とは別のスーパーへ行ってみると、思っていたよりも食料品が安く買えた、なんてことは結構あります。
筆者も最近、足を伸ばしてOKストアを利用することが増えました。
OKストアには、コスト削減により実現した低価格のオリジナルブランド商品が充実しており、食料品がとにかく安いです。
このように、商品やお店を浮気することで、家計へのダメージを減らせることもあります。
食料品を含む価格高騰は、今すぐに解決できるものではありません。
今後もしばらくの間値上げが続くとなれば、一時的に出費を抑えられる“その場しのぎ”の節約では長期的な節約は難しいです。
大切なのは、当面の間続く価格高騰を乗り切るために、「節約できる仕組み」を作ること。
ロスを減らし、食料品が安価で手に入るお店・商品を選ぶ、これだけで出費は抑えられるはずです。(執筆者: 三木 千奈)
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