16日午前2時頃、ビットコインキャッシュ(BCH)はかねてより注目されていた機能更新を目的とした仕様変更(ハードフォーク)の完了後に、ビットコインABC側とビットコインSV側というふたつの仮想通貨に分岐した。ビットコインABCとビットコインSVはそれぞれネットワークの仕様を巡って対立していた開発陣営であり、ハードフォーク後は互換性のないふたつのチェーンとしてそれぞれにマイニング(仮想通貨の新規発行や取引承認に必要となる計算作業)が行われている。

分岐前まではビットコインSV側のハッシュレート(マイニングの計算力を表す単位)が全体の7割超を占める状態だったが、ハードフォーク後にビットコインABC側が大幅にハッシュレートを追い上げて逆転。13時時点では、ビットコインABC側が全体の7割を占める(コインダンスより)。ビットコインドットコムというABC側の大手マイニングプールが分岐に併せて大幅にビットコインキャッシュに対するマイニングの計算力を高めたことがきっかけとなった。

仮想通貨取引所ポロニエックスにおけるそれぞれの通貨価格はSV側が約0.015BTC、ABC側が約0.051BTCで取引されている。現状ではビットコインABC側が圧倒している状態ではあるが、今後、どちらの陣営がBCHを引き継ぐことになるのか、また各取引所の対応はどうなるのかなどの動向に注意が必要だ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ビットコインキャッシュがハードフォーク後に2つのコインに分裂【フィスコ・アルトコインニュース】