仮想通貨リップル(XRP)は21日続伸した。1XRP=0.3959ドルの安値から1XRP=0.77ドルまで急伸し、5月来の高値を更新した。重要な節目となる200日移動平均水準1XRP=0.5430ドルも突破し、中期的に強気相場に転じる気配。CoinMarketCap.comによるとリップルの時価総額はビットコインに続き2番目に大きいとされるイーサリムを上回った。

リップル・ラボ社が近いうちに立ち上げるとされるxRapidと呼ばれるサービスがXRPの商業的な利用度をさらに高めるとの期待感が買い材料となった。同社はXRPを用いたxRapidを今後、1,2カ月内に立ち上げる計画。同社の幹部が17日CNBCとのインタビューで明らかにした。xRapidは、金融会社が新興諸国への送金をより迅速に完了することを可能にする。

リップル・ラボ社はすでに、スペインの大手銀サンタンデールや、米国のクレジットカード会社大手アメリカンエクスプレスといった様々な大手金融機関とすでに提携。米国の送金サービス提供大手ウェスタンユニオンやマネーグラムはすでに商品を試験済みだと報じられている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 リップル200DMA突破、時価総額イーサー上回る【フィスコ・アルトコインニュース】