AP通信は17日、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのChangpeng Zhao(CZ)CEOとのインタビューを明らかにした。

まず、CZ氏は、ドージコインは理解できないと述べたが、非中央集権の力を示していると言及した。私がどう思うかは重要ではなく、コミュニティの中で「かわいいから」「ミームが好きだから」という理由で価値が認められれば、価値を持つことになると説明した。また、Dogecoinは何年も続いており、他にもたくさんのミームコインがあるとしたうえで、流動性があるということは、中立的な市場では価値があるということである、と述べた。

また、現在の仮想通貨の上昇がバブルであるかの質問にも自信の見解を示した。バブルとは何か明確な定義はないとしたうえで、ビットコインとアマゾンを例に挙げて説明した。一般の人の定義によればバブルかもしれないが、重要なのは高い変動があるということで、自分が何を持っているのか、どんなリスクがあるのかを理解することが重要であるとした。

さらに、個人的には投資をあまり行っていないと述べ、2014年にビットコインをいくらか購入し、そのほとんどを保有していると明らかにした。また、資産の大部分はバイナンスコイン(BNB)で、他のコインは保有していないとし、潜在的な利益相反を避けるために暗号資産であろうとなかろうと、他のプロジェクトや株式には関与していないと語った。

最後に、自分の現状は経済的に自由で大金を必要とせず、生活を維持することができると述べた。ロックフェラーから今日に至るまで、多くの裕福な起業家や創業者がと同様に、自分の財産の90~99%を手放すつもりであるとも明らかにした。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 AP通信、バイナンスCEOのCZ氏とのインタビューを公開【フィスコ・ビットコインニュース】