企業向けブロックチェーン事業開発を手がけるSingulaNetは17日、ブロックチェーン技術を活用したテレビ番組のファン育成プラットフォーム「LiveTV-Show(ライブ・ティービー・ショー)」を、博報堂と博報堂DY<2433>が昨年9月に発足した「博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ」と共同開発したと発表した。この第一弾として、12月末よりNST新潟総合テレビの情報番組「八千代ライブ」への提供を開始するとしている。

発表によれば、「LiveTV-Show」は、テレビ番組のファンに、出演タレントのデジタルフォトやライブ映像等を数量限定で提供したり、ファンからギフティングを通じて番組を応援してもらったりすることができる、生活者参加型の番組制作を支援するファン育成プラットフォーム。デジタルアセットの所有権を安全かつ迅速に移転できるブロックチェーン技術の特徴を応用しているという。

12月末からNST新潟総合テレビの情報番組「八千代ライブ」に提供する専用プラットフォームでは、視聴者は、同番組の企画で結成されたアイドルユニット「ツナギッコ」の限定オリジナルフォトや楽曲を購入することができる。また、ウェブ限定配信番組を視聴しながらサイトのギフティングボタンを押下することで、直接ツナギッコを応援することも可能としている。一方、番組は、ファンからの支援をツナギッコの具体的な活動に活かすことで、ファンとのつながりを構築しながら、双方向の番組作りを実現すると説明している。

博報堂は2018年9月、「博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ」を発足し、ブロックチェーン技術の活用やトークンコミュニティ形成に関連したサービスの開発に向けてプロジェクトを始動した。同プロジェクトでは、マーケティング領域において、ブロックチェーン技術を活用したソリューションの開発を行っている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 SingulaNetと博報堂系、テレビ番組のファン育成プラットフォームを共同開発【フィスコ・ビットコインニュース】