22日のビットコインは、43.6~44.2万円で推移している。21日の日中は高値圏での推移が続いたが、深夜にかけて43.6万円まで急落した。その後未明から早朝にかけてはリバウンドが続き、22日午前7時頃には44.2万円まで値を戻した。ただ、下落分の半値戻しとなったことで目先の達成感も意識されやすく、日中は44万円前半での小動きとなった。一目均衡表では、転換線が横ばいとなる一方で、基準線が下降し買いシグナルを弱めた。ボリンジャーバンドでは、1σを挟んだ推移が継続。終値ベースでここを下回るようだと中心線水準までの調整も視野に入る。足元では、海外大手取引所バイナンスのAPIアップデートで信用取引の導入が示唆されたことが話題となっている。国内ではビットフライヤーやリキッドが相次いで最大レバレッジ倍率の引き下げを発表している。レバレッジ倍率の高い海外取引所としては、ビットメックスが既に存在するものの、手数料次第では利用者がバイナンスに流れる可能性もありそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 3月22日の仮想通貨市場【フィスコ・ビットコインニュース】