金融大手モルガン・スタンレーが10月31日、ビットコイン(BTC)や他の仮想通貨投資に踏み出す機関投資家が増える一方で、個人投資家の数は停滞していることをレポートで発表した。

レポートでは、過去6カ月間におけるビットコインや仮想通貨関連の動向からの示唆をまとめており、特に投資家がビットコインを新たな決済システム、また新たな投資対象として信頼を寄せ始めていると示唆している。

また同レポートでは、投資信託大手フィデリティインベストメンツが2018年内に新たな仮想通貨に絡んだサービス提供を始める計画であるなどの大手金融機関の進出や、米大手仮想通貨取引所コインベースが今週シリーズEファンディングで3億ドルを調達して評価額80億ドル(9000億円相当)の企業となったことなども仮想通貨が新たなアセットクラスとなりつつあることの証左だとしている。

モルガン・スタンレーグループが保持する仮想通貨資産は2016年1月以降継続して増加しており、現在では71億ドル超になるとの報道もある。



<SI>

情報提供元: FISCO
記事名:「 機関投資家による仮想通貨投資が急増=モルガン・スタンレーのレポート【フィスコ・ビットコインニュース】