イェール大学の294憶ドル規模の寄付金を運用しており、その投資成功率から「イエールのウォーレンバフェット」との異名を持つ、デービッド・スウェンセン最高投資責任者(CIO)は、仮想通貨に特化した2つのベンチャーファンドに投資を行ったという。

関係筋によると、スウェンセンのチームはアンダーセン・ホロウィッツ氏が運営するファンドと、ブロックチェーンと仮想通貨に特化した新しいファンド、パラダイムに投資したという。パラダイムはコインベースの共同創設者Ehrsam氏と、セコイアキャピタルの前パートナー、Hauang氏が開設した。

スウェンセン氏が運用を開始した1985年の資産は10億ドルだったが、現在では、ハーバード大に続く資産規模に成長。過去10年間のリターンは7.4%。20年では11.8%となる。

300億ドル近くのポートフォリオに占める仮想通貨の割合は依然小さい。しかし、数々の投資の成功で定評のあるスウェンセンチームが投資に踏み切ったことは、相場が低迷する中、仮想通貨セクターにプラス材料としてとらえられている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 イエール大のバフェット、仮想通貨ファンドに投資【フィスコ・ビットコインニュース】