中国の仮想通貨取引所OKCoin(オーケーコイン)は12日、全米20州でトークンからトークンへのプラットフォーム提供を開始すると発表した。

オーケーコインの設立者、 Xuが中国警察から不正を巡り事情聴取を受けている中での発表となった。

OKCoin(オーケーコイン)は出来高で、世界で第2位の取引所と言われている。全米でのサービス拡大で、更なる出来高増加を狙う。

同社のプラットフォームは低い手数料が魅力となる。ただ、米国で同社が提供する通貨はビットコイン(BTC)、ライトコイン(LTC)、イーサリアムクラシック(ETC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャツシュ(BCH)と限られる。サービスが限定的となるため、他の米国の主要取引所との競争には不利だとの指摘もある。同時に、通貨が限定されたため、米国20州でMoney Transmittal Licenses (MTLs)取得に成功し、米国での営業が可能になった。ライセンスは取得困難で、時間や資金もかかると言われている。

同社の発表では、「当局と綿密に協力し、各州の規制を調査し米国の連邦、州の仮想通貨規制にそっていることを確実にしていく」とした。同社は認可された20州以外の州でも、トークンから他のトークン、または、法的通貨からトークンへの取引に関するMTLs取得を申請している。

最高経営責任者(CEO)のBuyn氏は、米国の規制当局と協力することは、真の世界のデジタル通貨市場の障壁を取り除く上で重要だと強調した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 OKCoin、全米20州でビジネス拡大へ【フィスコ・ビットコインニュース】