カナダ銀行(中央銀行)のウィルキンス上級副総裁は22日、カナダのトロント大学での演説で、仮想通貨を管理するための世界統一の方針の作成に取り組むべきだと訴えた。また、キャッシュ、派生商品のリスクを両方カバーする必要があると加えた。

また、仮想通貨は通貨ではなく、むしろ「仮想資産だ」と言及。理由として、それらが、お金として機能していないためとした。

仮想通貨関連の活動はいまのところシステムに影響する規模ではないが、いずれ金融安定に影響する可能性があると警告。

また、投資家保護や不正使用に懸念を表明した。見解は、今週20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が発表した声明にほぼ一致した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 加中銀のウィルキンス上級副総裁、仮想通貨管理で世界統一の方針作成に取り組むべきと主張【フィスコ・ビットコインニュース】