中国工業情報化部は12日、ブロックチェーンや分散台帳技術の開発促進に向けた標準規格作成に関する会合を開催したことを明らかにした。中国は国際標準化機構(ISO)傘下で、ブロックチェーン技術を利用した認証やスマートコントラクトの国際標準化を目指すISO/TC307に参加しているものの、独自規格の確立に向けて動いているようだ。

中国は2017年から仮想通貨規制を強めているものの、ブロックチェーンや分散台帳技術の採用には積極的な姿勢をみせている。2016年10月には「ブロックチェーン技術で世界をリードし、中国企業が世界の技術基準を設定することを希望する」とした82ページのホワイトペーパーを発表し、技術開発をすすめていることを明らかにしていた。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 中国政府、ブロックチェーン技術の標準規格作成を検討か【フィスコ・ビットコインニュース】