28日の中国本土市場は大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比111.03ポイント(3.71%)安の2880.30ポイントと反落した(上海A株指数は3.71%安の2,880.30ポイント)。

ほぼ全面安の展開。前日のNYダウの急落など世界的な株安が重しとなった。新型コロナウイルスの感染が世界的に広がりをみせるなか、経済活動の停滞が不安視された。大手ブローカーは相次ぎ、中国1~3月期GDP成長率の予想を下方修正している。

業種別では、電子情報、造船、電子部品、自動車・二輪、発電設備などの下げが目立つ。通信大手の中国聯通(600050/SH)が5.5%安、造船の中国船舶(600150/SH)が6.8%安、集積回路の上海貝嶺(600171/SH)が8.3%安、輸送用機器の力帆集団(6017770/SH)が8.4%安、電力変圧器の保定天威保変電気(600550//SH)が9.9%安で引けた。

外貨建てB株相場も大幅に値下がり。上海B株指数が8.88ポイント(3.71%)安の230.73ポイント、深センB株指数が21.51ポイント(2.28%)安の922.07ポイントで終了した。

【亜州IR】




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情報提供元: FISCO
記事名:「 28日の中国本土市場概況:上海総合3.71%安で急反落、世界株安を嫌気