【ブラジル】ボベスパ指数 87714.38 -1.08%
7日のブラジル市場続落。主要指標のボベスパ指数は前日比954.54ポイント安(-1.08%)の87714.38で取引を終えた。89564.69から87540.88まで下落した。

前半はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、利益確定売りが継続。また、インフレ率の加速なども警戒された。10月の拡大消費者物価指数は4.56%となり、前月の4.53%から加速し、中央銀行が設定した目標値4.50%を上回った。

【ロシア】MICEX指数 2445.34 +1.37%
7日のロシア株式市場は5営業日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比33.03ポイント高(+1.37%)の2445.34で取引を終了した。2392.05から2445.34まで上昇した。

朝方はマイナス圏で推移したが、その後は買い戻された。米中間選挙で下院では民主党が優勝したことが好感され、幅広い銘柄に買いが広がった。また、欧州市場の上昇なども支援材料。一方、原油価格の下落は朝方の売りにつながったもようだ。

【インド】
休場

【中国本土】上海総合指数 2641.34 -0.68%
7日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比18.01ポイント安(-0.68%)の2641.34ポイントと3日続落した。

中国景気の先行きを不安視した売りが続く。政府高官が相次いで、国内経済に下押し圧力が強まっていると発言している。また、中国最大の商談会「中国輸出入商品交易会(広州交易会)」が4日閉幕し、10月15日からの約3週間に交わされた契約額は前年同期の実績を下回ったことが明らかにされた。ただ、指数は小高く推移する場面もみられている。2019年に計画される中国A株のMSCI新興株指数組み入れに関しては、資金流入規模が業界の当初見込みを上回る可能性がある——などと報じられた。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場続落、利益確定売りが継続