7日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比25.40ポイント(0.75%)高の3413.57ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、26.60ポイント(0.75%)高の3575.03ポイントで取引を終えている。

企業業績の好調が改めて意識される展開。10月末でほぼ一巡した今年1~9月期業績は、増益や黒字転換を明らかにした企業が多い。通期業績に関しても、増益基調が続くと予想されている。

業種別では、保険株の上げが目立つ。中国平安保険(601318/SH)が2.1%高で引けた。上場来高値を更新している。鉄鋼株も高い。馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が2.4%、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.1%ずつ値を上げた。原油相場の先高観が強まるなか、石油関連株も物色されている。自動車株や不動産株、インフラ関連株、ITハイテク関連株なども買われた。

外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が2.57ポイント(0.74%)高の348.91ポイント、深センB株指数が2.54ポイント(0.21%)高の1230.90ポイントで終了した。

【亜州IR】


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情報提供元: FISCO
記事名:「 7日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高と続伸、平安保険は最高値更新