カメラ事業の売上高は前年同期比12.7%増の274.98億円、セグメント利益は同14.5%増の31.93億円となった。当第3四半期累計期間には、動画配信を中心としたコンテンツの拡充と、AI活用の更なる推進に注力した。動画の制作や配信を行う「コンテンツクリエイト部」を新設、映像制作の実務経験を持つ人材を複数名配属、若年層視聴者の獲得を進めた。10月に発売された「Nikon Zf」の紹介動画が人気を博したことを契機に、1カ月当たりの動画閲覧回数が2倍近くとなり、販促効果が表れ始めている。これまでもAIを活用した「One to Oneマーケティング」を推進しているが、今後は映像コンテンツの制作、配信にも一層磨きをかけていくとしている。