*16:06JST 新興市場銘柄ダイジェスト:メタリアルは急騰、モビルスがストップ高 <4370> モビルス 473 +80
ストップ高。17日11時ごろ、NTTネクシアの生成系AI(ChatGPT)の活用検証にオペレーション支援AI「MooA」を提供したと発表している。NTTネクシアの電話の案内代行サービス「ハローダイヤル」における応対品質向上のための実証実験に同ツールを提供。オペレーターのアフターコールワークの効率化などの応対品質向上につながる成果につながったようだ。NTTネクシアでは今後の商用利用に向けた検討を開始しているという。モビルスでは、今後さらに付加価値の高いサービスを提供するため、オペレーター支援機能としてMooAに「音声認識」「対話要約生成」等を順次リリースしていくもよう。

<6182> メタリアル 1224 +136
急騰。東証は2025年3月からプライム市場に上場する全約1600社に重要情報の英文開示を義務づける、と17日付の日本経済新聞朝刊が報じている。まずは決算情報などを対象とし、日本文と英文の同時開示を求めるようだ。海外投資家が判断しやすい環境を整えるのが狙いとしており、AI活用の機械翻訳サービスを提供している同社は関連銘柄の一角として物色が向かっている。

<4591> リボミック 109 -8
反落。昨日取引終了後に、海外での特許査定通知の受領を2件発表したが、昨日株価が大幅に上昇したこともあり本日は手仕舞い売りが先行している。イスラエル特許庁に出願していた抗ADAMTS-5アプタマーに関する物質特許について、特許査定を得たと発表した。また、抗FGF2アプタマーに関する製剤特許について、シンガポール特許庁より特許査定の通知があったと発表した。

<3967> エルテス 860 +33
大幅反発。22年5月に発表した「メタシティ構想」の実現に向けて、UTM(ドローン運航管理システム)事業へ参入すると発表した。台湾国家宇宙センターにも導入される高い技術力を有する、アンチドローンのトータルソリューションを提供する台湾Tron Future Techとの連携を強化する。

<7352> TWOST 2228 -43
反落。昨日取引終了後に、前日取引終了後に、24年2月9日を基準日として、1株につき2株の割合をもって株式分割すると発表している。株式を分割することにより、投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。好感する買いが先行したが、株価が高値圏にあることもあり利益確定売りに押された。

<4014> カラダノート 499 0
朝高後、値を消す。17日9時ごろ、陣痛間隔を計測するアプリ「陣痛きたかも」がChatGPTを活用したAIチャットツール「かぞくコンシェルジュAI」β版を新機能としてリリースしたと発表している。妊娠・育児支援アプリシリーズを通じて蓄積された1000万以上のママの声を用いて開発しており、家族の不安や悩みに寄り添うサービスとなっている。雑談・相談・体験談の3つのAIを用意し、24時間いつでも気軽に相談が可能となる。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:メタリアルは急騰、モビルスがストップ高