*17:55JST 前澤給装 Research Memo(5):2024年3月期は増収・営業増益予想で3期連続最高売上高更新へ ■今後の見通し

前澤給装工業<6485>の2024年3月期の連結業績については、売上高31,500百万円(前期比1.6%増)、営業利益2,250百万円(同3.0%増)、経常利益2,350百万円(同3.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,580百万円(同10.2%増)予想とした。

新設住宅着工戸数は2023年2月以降は前年同月比でマイナスに転じ、同年4月には2ケタ減となるなど、景気動向の不透明感から今後も不安定な状況が続く懸念がある。このような状況下において同社は、コスト上昇による収益低下に歯止めをかけるため、2023年3月期から引き続き販売価格改定交渉や業務効率化によるコスト削減を推進する。2023年8月1日出荷分より給水装置製品の12%以上の改定を行うとし、2024年3月期は数量的には伸びない想定であるが、給水装置事業で価格改定効果により増収増益を確保し、3期連続で売上高を最高更新する計画となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 前澤給装 Research Memo(5):2024年3月期は増収・営業増益予想で3期連続最高売上高更新へ