6日のマザーズ先物は前営業日比11pt高の729ptと反発。なお、高値は734pt、安値は724pt、日中取引高は5690枚。5日の米株式市場でダウ平均は42ドル安と小反落。9月サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況指数が予想を上回ったことで大幅利上げ観測が再燃し、長期金利の上昇に伴い売りが先行。押し目買いから下げ渋ると一時上昇に転じる場面があったが、サンフランシスコ連銀のデーリー総裁のタカ派発言を受けて再び下落に転じて終了した。ナスダック総合指数も-0.24%と反落。前日に先物取引を通じて米国株の軟化を織り込んでいたこともあり、マザーズ先物は前日比12pt高の730ptから上昇スタート。ナスダック100先物の上昇などを支援要因に買い優勢も、明日の米9月雇用統計を前にした様子見ムードも強く、こう着感の強い展開。昼前には734pt(16pt高)とこの日の高値を付けたが、その後は再びもみ合いが継続、取引終盤にかけてはやや手仕舞い売りに押される展開となった。東証グロ−ス市場では霞ヶ関キャピタル<3498>などが大きく上昇した。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反発、ナスダック100先物が支援要因も様子見も強く