<2370> MDNT 99 +7
大幅に反発。ヤンセンファーマ(東京都千代田区)が自家キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T細胞)製品「カービクティ点滴静注」の再発または難治性の多発性骨髄腫における製造販売承認を取得したと発表し、手掛かりとされている。メディネットは21年5月にヤンセンファーマと細胞療法での治験製品製造のための細胞調製に関する契約を締結しており、製造販売承認が利益拡大につながる可能性があるとの思惑から買いが入っているようだ。

<7047> ポート 910 +16
大幅に反発。ジェイック<7073>と人材紹介事業で資本業務提携すると発表している。ポートがジェイック株1万6600株(発行済株式総数の1.79%)を取得する。取得費用は約0.50億円。共同で求職者を対象としたインターネットメディア事業を開始してジェイックのサービスに誘導するほか、新卒ダイレクトリクルーティングの適性診断ツールをポートが展開するサービス内で受講できる環境を用意する。ジェイック株も反発している。

<4199> ワンプラ 1223 +61
大幅に反発。スタートアップ企業を創出・支援するXTech(東京都千代田区)の代表取締役CEOを務める西條晋一氏が5.48%を保有する大株主になったことが5%ルールに基づく大量保有報告書で明らかになっている。保有株数は12万0500株で、保有目的は純投資。報告義務発生日は9月15日。西條氏の大量保有を受け、XTechとの提携や協業に対する期待感も買いを後押ししているようだ。

<6550> ユニポス 174 +43
大幅に反発。中外製薬<4519>がグループ会社を含む従業員8000人規模で従業員同士が称賛のメッセージやインセンティブを送り合うピアボーナスサービス「Unipos」を導入したと発表している。一括導入としては過去最大規模。コミュニケーション活性化による心理的安全性や関係性の向上、イノベーションを生み出す風土の醸成などが狙い。また、利用時に貯まったポイントを社会貢献団体へ寄付し、企業風土改革とともにSDGsを推進する。

<4260> ハイブリッドテク 1062 +150
ストップ高で上場来高値を更新。ベトナムの国家サイバーセキュリティセンターと協力覚書を締結したと発表している。ハイブリッドテクノロジーズは日本のサイバーセキュリティの需要に応えるため、ベトナム人材を活用したハイブリッド開発を行っている。今回の締結により、双方がサイバーセキュリティに関する採用や教育の支援などで協力することが可能になったとしている。

<9212> GEI 710 +30
大幅に反発。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「ムーンショット型研究開発事業」に採択されたと発表している。「機能改良による高速CO2固定大型藻類の創出とその利活用技術の開発」事業のバイオリファイナリー分野の実施者として応募していた。大型藻類の能力を最大限引き出し、CO2固定化速度を高速化するとともに大型藻類を有用物質に変換することで、持続可能な資源循環を実現するもの。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:ユニポスは大幅に反発、ハイブリッドテクがストップ高