日本ピストンリング<6461>は8月29日、子会社の日ピス岩手が、カーボンニュートラル実現にむけた取り組みとして、三井住友ファイナンス&リースグループのSMFLみらいパートナーズと、PPA(電力購入契約)モデルを導入するエネルギーサービス契約を締結したことを発表。

PPAモデルは、発電事業者が事業者の敷地内に太陽光発電設備等を発電事業者の費用により設置し、発電された電気を事業者に供給するサービスであり、事業者側の初期投資を抑えて太陽光発電設備を導入できる特徴がある。2023年度中のサービス開始を予定しており、これにより、年間約1,100tのCO2排出量削減が見込まれる。

同社は、重点課題の一つとして「事業活動における環境貢献」を掲げ、生産の効率化や環境に配慮した設備への更新などによるCO2排出量の削減や埋立て廃棄物の削減を進めている。今後もこれらの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本ピストンリング---PPAモデル導入