テリロジー<3356>は30日、同社は連結子会社でICTサービス提供事業を行うテリロジーサービスウェアが開発及び販売する多言語映像通訳サービス「みえる通訳」について、西武鉄道の駅係員一人ひとりが所持するタブレット端末に追加配備され、2022年6月より合計で1700IDの利用が開始されたことを発表した。

西武鉄道では、2018年10月より「みえる通訳」を全91駅(1駅当たり1ID)で利用してきた。今回、DX推進を目的とした駅係員一人ひとりへのタブレット端末配布に伴い、テリロジーサービスウェアから利便性向上のためID数の追加を提案し、採用に至った。

今回の導入により、外国語での対応が必要な時に、駅係員がすぐに取り出すことができるようになり、顧客を待たせることなくスムーズな対応が可能となった。定期券や特急券などの購入、乗換や忘れ物の問い合わせなどのあらゆる場面で、「みえる通訳」による13か国の言語と日本手話のきめ細やかな通訳サポートを提供することができるとしている。

テリロジーサービスウェアでは、これまでの豊富な多言語対応の実績を活かして、西武鉄道での「みえる通訳」活用をサポートしていく。


<ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 テリロジー---西武鉄道がテリロジーサービスウェアの多言語映像通訳サービス「みえる通訳」を全駅係員に追加配備