SBSホールディングス<2384>は25日、子会社のSBSゼンツウが、2022年10月、千葉県市川市に、物流拠点「市川コールドセンター(仮称)」を開業することを発表した。

SBSゼンツウは、食品の宅配需要が急速に高まっている顧客のニーズに応えるため、冷凍冷蔵に特化したセンターを開設する。同センターは、延床面積2,611坪(冷蔵530坪:冷凍1,889坪:他192坪)の4階層で、庫内には垂直搬送機2基、貨物用EV1基を設置している。環境にも配慮しており、全館LED照明を採用、屋上には太陽光パネルを設置し庫内電力の一部を補っているとともに、2030年のフロン規制を見据え自然冷媒の冷凍機を使用している。

また、物流インフラとして利便性の高い立地にあり、首都圏・関西方面へは千鳥町ICまで2km、常磐・東北・関越道に繋がる外環道市川南ICまで3km、東関東方面へは湾岸市川ICまで4km。宅配便の主要ターミナルも近くにあり、ECの物流拠点としても適した立地となっている。また、3km圏内には3温度帯機能を備えた、SBSゼンツウの既存センター(EC・仕分業務)があり物流効率の向上を図る事が可能となっている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 SBSホールディングス---SBSゼンツウが市川コールドセンター(仮称)」を2022年10月に開設