coly<4175>は14日、2023年1月期第1四半期(22年2月-4月)決算を発表した。売上高が前年同期比17.3%減の11.30億円、営業損失が0.78億円、経常損失が0.78億円、四半期純損失が0.49億円となった。

同社ではモバイルオンラインゲームに関しては、既存タイトルの安定的な運用に注力するとともに、新規タイトル開発を複数同時に進行できる体制を構築するため人員の拡充に取り組んだ。これにより、前年同期比で研究開発費や採用教育費といった販売費及び一般管理費が増加した。またMDに関しては、2022年4月に同社初となる常設店舗「coly more! 池袋PARCO店」を開店した。

2023年1月期通期の業績予想については、新規タイトルのヒット度合や既存タイトルの状況により業績が大きく変動すること、また今後の事業展開に関する不確実性が高いことから将来の業績を合理的に算出することは困難と判断し、業績予想については非開示としている。今後の進捗を踏まえ、算定が可能になった場合は速やかに開示するとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 coly---1Qは減収も、同社初となる常設店舗が順調な滑り出し