アートネイチャー<7823>は24日、2016年より開発してきた「ウィッグ自動植毛機」の第1号機が完成し、オーダーメイド仕様のウィッグ試作品の製作および品質検証を開始したことを発表した。

同社のオーダーメイド仕様のシングル植毛製品(部分ウィッグ)は、フィリピン工場にて、ウィッグの土台となるベースキャップの作製をはじめ、毛髪素材をベース面に植毛する全工程を熟練した職人による手作業で行っている。同社では、現状の生産体制の課題やリスクを解消し、安定した供給を行うことで、持続的な成長を図ることを目的として、2016年より全植毛工程を自動化する自動植毛機の開発に着手してきた。熟練した職人技術を忠実に機械化することで品質の安定化が図れ、さらに、ウィッグの製作期間短縮を実現することにより安定した供給体制も確立できる。
同社では、今後、一部メンズウィッグの生産を目的に改良を加え、2024年の本格稼働を目指し、将来的には海外生産に加え、日本国内での生産体制構築も検討していくとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 アートネイチャー---開発中のウィッグ自動植毛機が完成