パシフィックネット<3021>は15日、CLACKと使用済みPCの寄贈プロジェクトである「Pass the Baton」において、パートナーシップを締結することを発表した。CLACKは、経済的・環境的に困難を抱える高校生を対象に無料のプログラミング学習支援を行うNPO法人。

「Pass the Baton」は、経済的事情によりPCを買うことが出来ない高校生に対し、彼らがプログラミング学習を行うことができるよう、企業から無償で譲り受けた「使用済PC」に、情報漏えいを防ぐデータ消去を実施し、クリーニングやOSの再インストールを行った上で「リユースPC」として届けるプロジェクト。

同社は、2021年2月よりCLACKが開始した、「Pass the Baton」において、PCの引取りおよびデータ消去、データ消去証明書の発行、OSインストール等の再生作業に協力してきた。プロジェクトが開始して約1年が経った現在、CLACKとパートナーシップを締結し今まで以上に両社の連携を強めていくことで、「Pass the Baton」の更なる認知拡大および寄贈企業数の増加など、取組み強化を行っていく。

今後の展開として、CLACKは、2025年までに「全国10都市1000名以上の高校生を支援できる基盤づくり」に取り組んでいく。現在、大阪市と堺市の2拠点で無料のプログラミング教室を運営しており、2022年夏頃には東京にも教室を開講する予定としている。
また、両社は「Pass the Baton」を通じて、より多くの高校生達の支援をしていくとともに、寄贈元企業のSDGsの推進に貢献していく。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 パシフィックネット---使用済みPCの寄贈プロジェクトでCLACKとパートナーシップを締結