三和ホールディングス<5929>は10月29日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.4%増の2,165.00億円、営業利益が同49.9%増の143.56億円、経常利益が同53.6%増の139.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同57.3%増の91.35億円となった。

連結における上期実績は、売上、利益ともに期初予想を上回り、2019年度上期の過去最高を更新した。売上は、各セクターともコロナ影響からの回復により前年および期初予想を上回り、欧米の好調な住宅市場による増収が大きく寄与した。営業利益においても、各セクターとも数量増と販売価格効果により前年および期初予想を大幅に上回った。

2022年3月期通期については、同日、業績予想を発表した。売上高が前期比7.0%増(前回予想70.00億円増)の4,570.00億円、営業利益が同2.8%増の340.00億円、経常利益が同1.7%増の327.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.6%増の216.00億円としている。
連結における通期予想は、売上を70億円上方修正、各利益は原材料価格高騰やサプライチェーン問題の影響を考慮し期初予想を据え置く。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 三和ホールディングス---2Qは2ケタ増収・大幅増益、通期業績は売上予想を上方修正