SBSホールディングス<2384>は27日、古河電気工業<5801>から、古河電気工業の子会社である古河物流の普通株式の一部(66.6%)を取得し、連結子会社化することを発表した。

古河物流は古河電工グループのロジスティクス機能を担う物流子会社として、情報通信、エネルギー、自動車等の事業分野の輸送事業において、長年に渡って蓄積されたノウハウと高いスキルを有している。

SBSグループは総合物流事業者として、事業規模と事業領域の拡充、さらには優秀な人材等を確保する手段として、M&Aを重要な成長戦略の一つとして位置付けており、本件によって、古河物流が古河電工グループ及びその主要取引先との良好な関係維持を最優先事項としつつ、対象事業分野において、より付加価値のある総合的な物流サービスを提供できるよう協働していく考えとしている。なお、古河物流の経営陣は留任し、事業運営の継続性を保ちながら同社グループとの一体化を図っていく。

古河物流は、資本金2.92億円、2020年3月期の売上高は161.68億円、経常利益は0.47億円。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 SBSホールディングス---古河物流の株式を一部取得し、連結子会社化