クシム<2345>は22日、事業の一部廃止及び特別損失の計上を発表。スタジオにおけるビデオ収録・映像配信サービスの提供を廃止する。

同社は「HR Tech×Ed Techの分野にて日本を代表するソリューションカンパニーを目指す」を経営ビジョンに掲げ、事業の選択と集中を促進し、シナジー効果が発揮される事業へ経営資源の集中を目指している。同事業は事業間のシナジー効果が発揮されにくいこと、今後の収益性と成長性において高い成果を得ることが困難であると判断し、廃止するに至った。

事業の廃止に伴い、同社が賃貸借しているスタジオの預入保証金0.44億円は返還されるため、他の事業の成長投資に充当する。事業の廃止による2021年10月期の業績に与える影響は、スタジオの原状回復費用0.25億円、減損損失0.14億円を特別損失として計上する見込み。


<ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 クシム---ビデオ収録・映像配信サービスの提供を廃止、特別損失を計上