クリーク・アンド・リバー社<4763>は9日、ニュース番組形式の社員向け動画制作・配信サービス「カンパニー報道局」の提供を開始したと発表。

サービス提供の背景は、テレワークの導入が急速に広がった一方、人と人との距離が物理的に離れ、社内コミュニケーションへの課題があることだという。近年の産業界では、生産性向上のために「従業員エンゲージメント」というキーワードが頻繁に用いられ、社員の経営理念・戦略・目標の理解と自発的な貢献意欲を喚起する「社内(インナー)コミュニケーション」が鍵を握るとも言われている。

同社は、テレワーク等、多様な働き方を導入する企業においても経営層の考えやメッセージ、社内の情報を社員にわかりやすくスムーズに伝達し、さらなる理解を促進するものとして同サービスを提供するとしている。

「カンパニー報道局」は、企業における「社員専用ニュース番組」の制作から配信までをワンストップでサポートする。企業における様々なニュースやトピックスをニュース番組形式で制作・配信することで、テレワークなど、様々な働き方に対応した社内コミュニケーションをサポートするという。

月額定額制でパッケージ化されている点、多彩なフォーマットで社員の興味を喚起できる点、制作ディレクターやキャスター・ナレーターとして番組制作などの経験があるプロの映像クリエイターが手掛ける高品質な動画を制作できる点が特徴だ。

導入のメリットとして、社内の一体感の醸成や、経営理念・方針の浸透、ノウハウやナレッジの共有、社員のモチベーションアップなどが見込めるという。

同社は、同サービスを通じてより多くの企業・団体の社内コミュニケーションをサポートしたいとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 クリーク・アンド・リバー社---社員専用ニュース番組「カンパニー報道局」提供開始。テレワークの社内コミュニケーション支援