シンバイオ製薬<4582>は23日、トレアキシン液剤「RTD製剤」について、製造販売の承認を取得したと発表。販売開始予定は2021年1月。

トレアキシン液剤(RTD製剤及びRI製剤)は、現行の凍結乾燥剤(FD製剤)と異なり、手動による煩雑な溶解作業が不要で、希釈するのみで投与可能。また、急速静注製剤(RI製剤)は点滴投与時間が60分間(FD製剤)から10分間に短縮されることから、患者と医療関係者の負担が大幅に軽減されるとのこと。RI製剤は、現在、安全性に関する臨床試験を実施中で、目標症例数の登録後、すべての被験者の経過観察を終了しており、試験終了後に早期に承認申請を行い2022年下半期の承認を目指すとしている。




<ST>

情報提供元: FISCO
記事名:「 シンバイオ製薬---トレアキシン液剤「RTD製剤」製造販売の承認取得を発表