フェローテックホールディングス<6890>は15日、半導体ウェーハ事業の中核子会社である杭州中欣晶圓半導体股フン有限公司(以下、FTHW)を中国株式市場への上場を目指すことを前提に、同社グループが保有する株式の一部(同議決権ベースで60%)を、中国の地方政府および民間の投資基金等へ譲渡することを決議した。

同社グループは、月産88万枚の生産体制を構築し、中国における半導体ウェーハメーカーの大手の一角を占めるまでに成長してきた。一方で、半導体ウェーハ事業は巨額の設備投資を要する為、同社グループの財務への影響も大きく、更なる事業拡大には外部資本の導入を含めた資金調達の多様化が喫緊の経営課題となっていた。

FTHWの中国株式市場への上場を目指すことで、資金調達および人材面の経営課題を解決するとともに、上場に至る資本政策の過程において、FTHWの同社グループ持ち分の一部を地方政府および民間の投資基金等へ売却し、グループの財務体質の改善を図ることが、同社の企業価値向上に資すると判断した。

なお、中国の当局又は証券取引所による必要な承認を得られない可能性や、今後の準備過程における株式市況ならびに事業環境の変化やFTHWの資本提携先との協議の結果次第では、上場を行わないという結論に至る可能性もあるとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 フェローテックホールディングス---半導体ウェーハ子会社の株式一部譲渡