テックポイント・インク<6697>は7日、2020年12月期第2四半期(20年1-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.8%増の15.7億円、営業利益が5085万円(前年同期は3933万円のの損失)、税引前四半期純利益が6744万円(同3512万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が5193万円(同3049万円の損失)となった。

売上高の増加は主に車載カメラシステム市場向け半導体製品の売上高が前年同期比63.0%増の2.98億円増加したことによる。同半導体製品の出荷数は117%増加しているが、他方で、製品構成の変化に伴って平均販売価格は減少している。半導体製品の価格は半導体市場内で同じ水準を維持してきている。自社平均販売価格の動きは製品構成の変化によるもので、これは製品構成が様々な価格帯にわたっているからである。

2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルスの感染拡大が自社に与える影響は、現段階において正確に把握し難く、自社の業績予想を現時点で合理的に算定することが困難であることから未定としている。今後、業績予想の算出が可能となった時点で速やかに公表する。





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情報提供元: FISCO
記事名:「 テックポイント・インク---2Qは売上高が19.8%増、車載向け半導体製品が増加し増収増益