ベルシステム24ホールディングス<6183>は8日、2021年2月期第1四半期(20年3月-5月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比6.0%増の326.78億円、営業利益が同4.5%増の30.51億円、税引前利益が同5.2%増の29.01億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同5.7%増の19.21億円となった。

CRM事業の売上収益は前年同期比6.8%増の323.84億円、税引前四半期利益は同3.8%増の28.62億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大による影響があったものの、前連結会計年度から業務開始した既存継続案件の売上が拡大した他、伊藤忠商事<8001>、凸版印刷<7911>との協業強化によるシナジー案件も堅調に推移したこと等により、売上収益は前年同期比で増収となった。利益面では、同一労働同一賃金により人件費が上昇するなか、増収による利益の伸長に加え、収益改善活動による効果等もあり、税引前四半期利益は前年同期比で増益となった。

その他の売上収益は前年同期比44.7%減の2.94億円、税引前四半期利益は同305.7%増の0.52億円となった。前連結会計年度にその他事業に含まれていたCSO事業を事業譲渡した影響、およびコンテンツ販売収入の減少等があった。

2021年2月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比4.2%増の1,320.00億円、営業利益が同3.6%増の115.00億円、税引前利益が同4.9%増の110.50億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同2.8%増の72.00億円を見込んでいる。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ベルシステム24ホールディングス---1Qは増収増益、主力のCRM事業が堅調に推移