■アストマックス<7162>の業績動向

2. 財務状況と経営指標
当年度における総資産は、太陽光発電所の取得を主因とした機械及び装置(純額)の増加(537百万円)及び太陽光発電事業と地熱発電事業の推進に伴う建設仮勘定の増加(431百万円)等により、13,526百万円(前期比359百万円増)となった。一方、負債は、太陽光発電事業の推進に伴う短期借入金の増加(838百万円)及び地熱発電事業における未払金の増加(348百万円)等により、7,827百万円(同653百万円増)となった。純資産は、非支配株主持分の減少(265百万円)及び自己株式の取得に伴う減少(122百万円)等により、5,699百万円(同294百万円減)となった。

以上から、自己資本比率は40.0%に低下したものの、依然として高水準を維持し、高い安全性を確保している。一方、ROE(自己資本当期純利益率)は4.5%、ROA(総資産経常利益率)は-1.4%であった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 アストマックス Research Memo(4):高水準の自己資本比率を維持し、高い安全性を確保