アンジェス<4563>は25日、新型コロナウイルス向けDNAワクチンの大阪大学との共同開発において、非臨床試験での動物へのワクチン投与で、抗体価上昇が確認できたことを発表した。毒性試験結果を確認した上で、臨床試験への移行を進める方針。

DNAワクチンは、危険な病原体を一切使用せず、安全かつ短期間で製造できる特徴がある。対象とする病原体のたんぱく質をコードする環状DNA(プラスミド)を接種することで、病原体たんぱく質を体内で生産し、病原体に対する免疫を付与する。弱毒化ワクチンとは異なり、病原性を全く持たないため、安全としている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 アンジェス---大阪大学と手掛ける新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチン共同開発で非臨床試験での抗体価上昇