デリカフーズホールディングス<3392>は30日、同社及び同社グループ関係会社における新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応について発表した。

同社グループの取組みとして、全従業員へ手洗いやうがい、アルコール消毒、咳エチケットの徹底のほか、人混みの回避、栄養のある食事の摂取、十分な睡眠の心がけなどを通達した。

また、同社グループでカット野菜の製造・出荷に携わる作業者は、マスク、手袋、帽子を着用し作業を行う。また出勤時の体調確認と記録を義務づけるとともに、事業所をまたぐ会議は極力往来を回避しテレビ会議にて実施する。業務に支障をきたさない範囲での時差出勤やテレワークを実施するほか、外来者への体調問診および入り口と入室時のアルコール消毒と氏名・連絡先等の記載を依頼する。

万一、感染者が確認された場合は、医療機関にて治療を受け、陰性の確認がとれるまで出勤停止。社内濃厚接触者も直ちに調査し、該当者に関しては潜伏期間を考慮した上で安全と判断されるまで自宅待機を指示するという。感染者が確認された事業所や工場または出荷センターについては業務を一時停止、感染者が関係したと思われる箇所の一斉消毒作業を実施したのち、所轄保健所および関係各所と相談のうえ業務を再開する。

製品の出荷においては、今のところ出荷制限や出荷停止の予定はないとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 デリカフーズホールディングス---新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応を発表