ジーンテクノサイエンス<4584>は16日、子会社のセルテクノロジーが、ニコン<7731>との業務提携契約に基づき進めてきた歯髄幹細胞を再生医療等製品として製品化するための基となるマスターセルバンクの構築について、製造方法の開発を完了したと発表。

再生医療等製品の研究・開発活動を進めるためには、マスターセルバンクを適切に品質管理された条件下で安定的に製造し供給し続ける必要がある。今回、歯髄幹細胞のマスターセルバンクの製造方法の開発が完了したため、今後は、ニコンの子会社であるニコン・セル・イノベーションのGCTP(再生医療等製品の製造所における製造管理又は品質管理の基準)およびGMP(医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準)に対応した製造施設において、マスターセルバンク製造、ワーキングセルバンク確立と安定供給体制の構築を進め、アカデミアや企業との連携による研究、開発パイプラインの強化を進めて行く。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ジーンテクノサイエンス---ニコンとの業務提携に基づく再生医療等製品向けマスターセルバンク製造法確立を発表