ベルシステム24ホールディングス<6183>は8日、2020年2月期第3四半期(19年3月-11月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比6.0%増の954.31億円、営業利益が同14.5%増の88.69億円、税引前利益が同16.7%増の84.43億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同18.2%増の55.64億円となった。

CRM事業の売上収益は前年同期比8.0%増の942.40億円、税引前四半期利益は同16.9%増の83.92億円となった。既存継続案件の売上が拡大した他、伊藤忠商事<8001>とのシナジー案件が堅調に推移したことに加え、凸版印刷<7911>との協業強化によるシナジー効果及びスポット業務が伸長した。また、前連結会計年度に低採算案件が終了し収益が改善した。

その他の売上収益は前年同期比57.6%減の11.91億円、税引前四半期利益は同4.9%増の0.86億円となった。ビーアイメディカルのCSO事業を事業譲渡したこと及びBELL24・Cell Productを連結除外したことに加え、その他事業におけるコンテンツ販売収入の減少等があった。

2020年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.5%増の1,290.00億円、営業利益が同34.0%増の115.00億円、税引前利益が同36.6%増の108.50億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同27.9%増の69.00億円とする期初予想を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ベルシステム24ホールディングス---3Qは増収・2ケタ増益、CRM事業が伸長