■中期経営計画

3. 次期中期経営計画の方向性
2021年2月期からの次期中期経営計画については、ベルシステム24ホールディングス<6183>では今後、詳細を詰める予定であるが、同社はクライアントにとってベストCX(Customer Experience:企業の商品やサービスを利用した際に顧客が感じる心理的な価値)パートナーとなることを目指している。すなわち、クライアント企業にとっては、無駄とストレスの軽減が大きな課題と考えられ、そのためには「ヒト」と「テクノロジー」の高度なハイブリット化が求められる。そこで、同社では、クライアント企業に対して単なるコールセンター業務を提供するだけではなく、同社が有する高スキルの人材や独自のAIを活用して、マーケティング、ナビゲーション、データ分析など多方面で高い付加価値を提供できるグループとなることを目指すようだ。次期中期経営計画のもとで、同社は今後も増収増益基調を続けると見られる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ベルシス24 Research Memo(9):ベストCXパートナーを目指し、増収増益基調の継続を見込む