アサヒホールディングス<5857>は、連結子会社である株式会社フジ医療器(大阪市)の全株式の60%を台湾証券取引所の上場会社であるジョンソンヘルステック社(台湾)に譲渡することに関して基本合意書を締結し、今後正式に株式譲渡契約の締結に向けて協議に入ることを決定した。
議決権所有割合は100%から40%へと変更になり、フジ医療器はアサヒホールディングスの持分法適用関連会社となる。

アサヒホールディングスは、国内事業の成長分野と考え、健康機器事業を営むフジ医療器を2014年にグループに加えた。さらなる成長のため、国内市場のシェア向上と、海外市場の開拓を図っていた。

フジ医療器は、マッサージチェア事業で国内トップクラスの企業。長期に培った商品開発力や独自の販売網等に強みを持っている。
ジョンソンヘルステックは、フジ医療器マッサージチェアの海外販売代理店であり、全世界に30の販売子会社、300店強の直営店を持つ企業。

本件M&Aにより、アサヒホールディングスは、フジ医療器が有するマッサージチェア等のノウハウと、ジョンソンヘルステックの製品企画やAI技術とのシナジーにより、顧客ニーズに沿った新製品開発を図る。また、ジョンソンヘルステックの強力な販売網を活かして海外拡販を加速させることにより、フジ医療器の企業価値の一層の向上を図り、数年後の株式公開を目指す。

【ニュース提供・日本M&Aセンター<2127>】



<HI>

情報提供元: FISCO
記事名:「 アサヒホールディングス<5857>、マッサージチェア事業子会社フジ医療器の一部株式を、台湾のジョンソンヘルステック社に株