東海カーボ<5301>は大幅続落。アルミ精錬用の部材を生産するドイツの炭素製品メーカー、コベックスを買収すると前日に発表している。自動車や航空機の軽量化に伴う採用の広がりで、アルミ精錬に使う部材の需要が伸びており、技術や販路を獲得することで、黒鉛電極に次ぐ事業の柱に育てる方針。取得総額は純有利子負債を含めて約1000億円となるもようで、資金負担への懸念が先行する展開になっている。会社側では、資金調達方法は手元資金や借入を想定。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東海カーボ---大幅続落、独メーカー買収も資金負担増を懸念する動き先行